ダイアグノデントは、歯質に当てたレーザーの反射光を読み取り、数値と音色に置きかえることにより、歯質の変化を高精度で解析。
視診・触診やX線などによる診断よりも高い確率で虫歯を発見します。

歯の削りすぎは、歯を生涯、健康に保つためには良くありません。

アメリカで10数年以上も前から歯の表面を覆っているエナメル質を削り過ぎから守ろうという運動を、歯科医師が提案しました。歯の削り過ぎ防止運動です。
以前からムシ歯の予防を重視している当院もダイアグノデントを使用し、可能な限り歯を削らない治療を行っています。

使用方を簡単にご紹介します。

先ずダイアグノデントを使って虫歯におかされている箇所の診断を行います。安全なレーザー光を、しずく状の穴の中に照射し、その反射光を読みとることで内部の状況を把握します。
いままでの先のとがった針状の器具での診査ではしずく状の穴の中の診断はできません。歯にできた穴が、削る必要のあるムシ歯なのか、あるいは穴の下が大きくえぐられたムシ歯なのかは、いままでは歯を削らないとよくわかりませんでした。でも虫歯診断器「ダイアグノデント」で削らず診断できるようになり、不必要な歯の切削を防ぐことが可能となったのです。
ダイアグノデントは、判断が困難な、あるいは、発見が不可能な資質変化を早期の段階で認識できる事を可能にしました。ダイアグノデントの使用により、局所的な治療を施す事ができ、それが患者さんの資質の保存につながります。